業務改善助成金 美容室での活用例♪

前回も業務改善助成金について簡単に触れましたが、今回は厚生労働省のHPに

業務改善助成金についての助成事例の情報があったので、美容室経営における

情報を抜粋しました。是非参考にしてください。

例1

■設備投資等の内容

POSレジシステム パーマ促進機(ローラーボール)

■導入前の状況

商品管理、売り上げ管理や分析を一元管理していなかった。
仕事効率を上げる必要があった。

■導入の効果

①POSレジの導入により、商品管理、売り上げ管理、顧客管理などたくさんのことがシステムで管理でき、1日の業務時間を有効活用できるようになった。
②ローラーボールの活用で、仕事効率が上がり一人にかける時間の短縮が可能になったので、その分入客数を増やすことができ、売り上げも上げられるようになった。

 

例2

■設備投資等の内容

人工炭酸水システムスチーム機

■導入前の状況

①パーマやカラーをするときの髪の水洗は通常のお湯(水道水)とシャワーを使用していた。パーマにおいてはお客様1人あたりの総所要時間で約2時間半のうち、最初にパーマの薬液が髪に浸透しやすくするために、シャンプーを使用して髪の汚れを念入りに洗浄する必要があり、この作業に約15~20分を要していた。また、カラーでは、「アルカリ」という人体に良くない成分が髪に付着するため、薬剤を使用して「アルカリ」を除去する作業が必要になるが、「アルカリ」を除去するため、薬剤を塗り5分程度放置して髪を洗い流す方法を取っていた。
②パーマやカラーで薬剤を使用する前に、機器を使用して髪を蒸らすことは行っておらず、通常のお湯(水道水)で髪を水洗して保湿しているだけであった。パーマにおいて、薬液を髪に浸透させるために、薬液を塗ってから約20分放置して待つ必要があり、また、カラーにおいても、薬剤を髪に浸透させるために、薬剤を塗ってから約30分放置して待つ必要があった。

■導入の効果

①パーマにおいては、炭酸に溶け込んだ成分により、シャンプーを使用しなくても直に炭酸水で洗浄するだけで汚れが落ちるようになったため、シャンプーをする時間が省けるようになり、髪の汚れを落とす水洗時間がお客様1人あたり5~10分程度で済むようになった。また、カラーでは、炭酸に溶け込んだ成分により、薬剤を使用しなくても直に炭酸水で洗浄するだけで「アルカリ」の成分が落ちるようになったため、薬剤を放置して待つ時間が省けるようになり、「アルカリ」除去の時間がお客様1人あたり5分程度の短縮につながった。
②ブラシから微粒子霧状の水蒸気を噴霧するだけで、髪の湿度を保ち、髪穴(髪の毛穴のようなもの)を開かせる効果が高まったため、薬剤の浸透度が向上し、従来のように放置して待つ時間が短縮でき、パーマでは約10分、カラーでは約15分~20分で済むようになった。
この機器を使用するお客様は1ヶ月あたり約20人であるが、パーマ及びカラーに要する時間の短縮が実現できた。

例3

■設備投資等の内容

ブースの設営・改装

■導入前の状況

ブースの設置が効率的ではなかった。

■導入の効果

1階にマツエクとヘアの兼用ブースを作り、2階を改装し、マツエクブース、エステルームを作った。改装後、まだあまり日が経っていないが若干客数が増えている。今後、新しい機械の導入も予定しており、月平均500,000円の売上アップを見込んでいる。

例4

■設備投資等の内容

レイアウト変更

■導入前の状況

レジ・クロークとカウンセリングスペースの動線が混線していた。シャンプー室への入口が1か所しかなくスムーズに出入りできなかった。

■導入の効果

店内のレイアウト変更により作業を効率化することにより削減できた時間を利用し、商品の販促業務などを行う時間に充てることができた。

例5

■設備投資等の内容

オートシャンプー

■導入前の状況

シャンプーに時間を要していた。

■導入の効果

シャンプー時間は一人あたり10分となり全体として一人あたり一日30分くらい時間短縮となったことによりスタッフの作業効率がアップし、生産性向上につながった。

例6

■設備投資等の内容

ネット予約システム
加温機、加湿器、移動式ワゴン

■導入前の状況

①電話予約の対応に時間を取られていた。
②機器、設備の数が限られていたため、対応できるお客さまの数に限りがあった。

■導入の効果

①ネット予約システムの導入により、これまでより電話予約への対応時間が少なくなり、労働能率が向上。
②加温機、加湿器及び移動式ワゴンを増やしたことで、お客様の待ち時間が短縮され、従前の一日当たりの施術数が増加。
これにより、作業効率が上がり、お客様一人への所要時間が約15%短縮され、労働能率の増進を図ることができ、労働環境が向上した。

例7

■設備投資等の内容

高性能デジタルパーマ

■導入前の状況

従来のデジタルパーマは作業に時間を要していた。

■導入の効果

従来のデジタルパーマに比べて性能が向上した高性能デジタルパーマを導入したことで、作業時間は従来の手作業による時間と比較して、概ね半分以下となり大幅に短縮することができた。

 

助成事例[XSL形式:132KB]※平成28年度の制度に基づく事例

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