皆様、こんばんみぃー!?
どうも!体重増加中N氏?です。
今回の投稿はご相談をよく頂く
バックシャンプー型からフラットシャンプー型への変更!
例と致しましては下記の内容への変更希望が多いです。
【メーカー】タカラベルモント
【商品名】 yumeシリーズ
【メーカー】ビューティガレージ
【商品名】RUBINOシリーズ
【メーカー】大広製作所
【商品名】癒しSRシリーズ
と言ったお客様がフラットで寝れるシャンプーユニットに変更したい方が多いです。
交換の際の問題点や金額を抑える方法を記載していきたいと思います✍️
【問題点】
①現在ご使用の機材との水回りの給排水位置の互換性!
例として同じタカラベルモント製の商品でもNRSシリーズからYUMEに変更する際は
NRSシリーズはボウル端から給排水立ち上げ位置が365㎜に対し
YUMEは約1350㎜の位置での立ち上げが必要!
大げさに言うと真逆位置に立ち上げる形となります
このように現在使用している機種と新しい機種の互換性によって金額が変動するのです。
②床の素材問題
床の施工はいろいろなケースがありベーシックなもので下地がべニア(合板)・構造用合板の上から
床材に塩ビタイル(塩化ビニル製のタイル状床材)やクッションフロアが多く使われています。
下地が合板で出来ているのであれば加工がしやすい為、張り直しや開口部を広げて施工可能です。
※一部分の張り直しの場合、床材のタイル等が色あせ・素材がメーカー廃盤により
色合わせが困難なケースがあり。
フローリングの場合も同じく加工や変更がしやすいですが一部分の変更ですと古い部分と新しい部分の堺は目立ってしまうおそれがあり。
コンクリートの場合はハツリを行ってから配管位置の変更をするため比較的金額が高いケースが多いので変更機種の互換性をできる限りあわせたほうが良いです!
※コンクリートの場合、器具を固定する際にアンカーボルトを使用する為
機種変更の際は現在のアンカーボルトをカットし打ち直しになるケースが多いです。
③電気の供給
上記の例に記載した3機種のようなフラットシャンプーは電動でイスが動く物がスタンダードで
電源が必要となります。
現在ご使用のシャンプーユニットが電動式の物で電気工事が必要なければ良いのですが
ご相談頂くお客様は比較的ないケースが多いです。
④設置スペース
この問題で断念されるお客様がとても多いです!
まぁフラットで寝て頂いてシャンプーするというコンセプトなので
簡単の言うと身長+ボウル+作業スペースになります!
根本的な問題なのですが工夫により設置も可能な場合があり、
左右のスペースはあくまでもメーカー側での快適使用での推進サイズなので
片側を壁寄せに設置した事例も御座います。
前後のスペースはお客様の足が当たらないサイズで確保し、
作業スペースを限界の500㎜まで詰める(500㎜以下の場合常に立った状態での施術となってしまいます)
※YUMEのようなボウルも同時に稼働する機種は必ず可動域も計算にいれてください※
上記のような問題点を大まかですが御座います!
先日施工したサロン様の事例写真がこちらです↓
【内容】
旧タイプのバックシャンプーユニットから
ビューティガレージのRUBINO【BASIC-R】に変更工事
メリット:レッグレスト連動タイプの為、コンパクトのスペースでも
お客様が乗り降りしやすい。
床全面張り直しではなく器具部分・作業スペースのみ合板を追加し
塩ビタイルの床材を張り付け仕上。
給排水部分は数センチの移動で済んだ為、費用は抑えられました。
電源の確保はサイド部分の壁にあるコンセントを使用して
床下からの電気工事を回避。
※こちらの方法を施工する場合は本体電源を表に出す為、少し加工が必要。
※配線関係は水回りの為、できる限り配線モール等で隠す(水に触れない)ようにして下さい。
※本体部分・作業スペース部分を数ミリ床上げした場合、施術者の高さは通常通りですが、
お客様のイス初高値が板の厚み分、高くなります。
このように変更する際に色々な問題点も御座いますがやり方次第では
なるべく費用を抑えながら交換工事も可能です!
長文になっていまいましたが参考にして頂ければ幸いです。
by N氏。
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